「シッダーマスターが示す悟りへの道」ヨグマタ相川圭子著
「お酒の力を借りて顕在意識が緩むと、今度は怒りをため込んだ潜在意識の心のエネルギーが抜け道を探し出し、愚痴として口をついて出てきて、次第に解放されていきます。つまり、リラックスしたことによって顕在意識の思考のガードがはずれ、たまっていたもの、抑えられていた感情、悲しみや怒りが出やすくなるのです。ですがそれは単なる発散であり、意識が高まるわけではありません。自分の怒りに気づき、理解し、それを超えていかなければなりません。」
酒癖がいいとか悪いとかありますけど、酒癖がめちゃくちゃな人は、やっぱり過去生から積もり積もっていると考えたくなるほど、めちゃくちゃですよね。
お酒で何度も失敗したことのある人を知っていますが、残念ながら気づきがなかったということで。
「シッダーマスターが示す悟りへの道」ヨグマタ相川圭子著
「体の動きを止めると、エネルギーはそこに注がれずにすむようになるため、今度は心に向かって流れ出すようになります。すると、心の動きが鮮明になってきます。静かな状態で心の内側を見ていくと、何かの対象と一体となっていた心がはずれ、ああ、ここに心があったんだなあと、心が目の前に映し出されてきて、心は動いているのだということがわかってくるのです。」
瞑想していると雑念ばかり浮かんできて、終わってしまうこともめずらしくありません。
このようなときは心のほうにエネルギ−が流れてるということだったのですね。
いやなことがあったり、気持が静まらないときに、昔はよくジョギングをしました。
運動すると体のほうにエネルギーが流れるので、心のほうにエネルギーが流れずに、頭が空っぽになる。
腑に落ちる話です。
「シッダーマスターが示す悟りへの道」ヨグマタ相川圭子著
「ヒンドゥ教の偉大なるマスター、シャンカラチャリヤは、一カ月のサマディを行い、他の体へと入り、それを終えてかえってきました。そのサマディは、「パーカラヤパラウェジュ」というシディです。彼は、当時の仏教の最高指導者である仏教哲学者と真理の論争を行い、真理を証明しました。サマディの実際の体験で真理を得ていたのです。そして、当時のインドの仏教徒のすべてがシャンカラチャリヤにサレンダーしたといわれています。」
他人の体に入るという話は「ババジが複数の姿形で登場する」という記録と同じよなものでしょうか。
チベット関係の本で、死体を生き返らせる黒魔術という話も読んだことがあります。
悟りとは必ずしも関係ないですね。
今日は話が脱線しました。